桜田“遅刻”大臣で審議中断 国会はまるでガキのケンカの場
まったく懲りない男だ。問題児だらけの自民党二階派で、トラブルメーカー“筆頭”の桜田五輪相。競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことに「ガッカリ」と発言して炎上したのもつかの間、今度は国会にノコノコ遅れてやってきた。
桜田大臣は21日、午前の衆院予算委の審議に3分遅刻。反発した野党が退席し、審議が5時間以上も中断する事態となった。
審議再開後に、桜田大臣は「質疑が中断していたため、時間の判断を誤った」と釈明したが、事務所に遅刻の理由を問い合わせると、「われわれもよく分かりません。むしろ、ご存じでしたら教えていただきたいぐらいです」と困惑しきりだった。
桜田大臣のポンコツぶりには閉口するが、野党は「遅刻」をやり玉に挙げて審議拒否している場合なのか。統計不正や膨れ上がる東京五輪予算など、問題は山積みだからだ。