米中首脳会談へ トランプが習主席からの親書を受け取る
トランプ米大統領は31日、中国の習近平国家主席からの親書を受け取り、両国が首脳会談を開催するとの見通しを示した。
ホワイトハウスで記者団に語ったもので、親書は同日会談した中国の劉鶴副首相を通じて伝達された。
31日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、首脳会談の提案は中国からなされた。3月1日を期限とする対米貿易協議の決着に向け、今月下旬に予定される米朝首脳会談の後に中国・海南省で開くことを希望しているという。
■米朝会談は5日に開催地、日程発表
一方、2回目の米朝首脳会談の開催地と日程について、トランプ大統領は「おそらく一般教書演説で発表することになる」と語った。今後1年の施政方針を国民に示す一般教書演説は5日に行われる。ポンペオ国務長官はアジアで今月末に開催すると明らかにしており、ベトナムが有力視されている。