新閣僚の「政治とカネ」問題続々…臨時国会は火だるま必至
「全員野球内閣」というが、開幕前から負傷者続出。こんな状態で試合ができるのか。
24日に召集される臨時国会を前に、新閣僚の「政治とカネ」の問題が次々と浮上している。
先週、片山さつき地方創生相が国税庁に口利きする見返りに100万円を受け取ったという疑惑が大きく報じられた。すでに野党は追及チームを立ち上げ、関係省庁へのヒアリングを始めている。臨時国会は冒頭から片山大臣の疑惑で紛糾しそうだ。
また、新たに平井卓也科学技術担当相の政党支部が談合で指名停止処分を受けた企業から献金を受けていたことが判明。平井大臣は返金する意向を明らかにした。
宮腰光寛沖縄北方担当相も、談合で行政処分を受けた企業から献金を受けていたことが発覚。19日の閣議後会見で釈明に追われ、「行政命令後の寄付は返金する」と話した。渡辺博道復興相は、経済産業省が所管する補助金を間接的に受けた企業から計36万円の寄付を受け取っていたことが明らかになったが、「返金はしない」と突っ張っている。