シドロモドロ答弁必至 桜田五輪相“辞任ドミノ”第1号に浮上
“お友達”、滞貨一掃、派閥均衡――。ロクでもない大臣が顔を揃えた2日の新内閣発足で支持率は下落。醜聞探しに走るメディア関係者からは「的が多すぎて絞り切れない」との声が上がるほどのヒドい顔ぶれだが、2020年東京五輪の経費拡大問題の発覚をきっかけに、早速「辞任第1号」に急浮上したのが、桜田義孝五輪担当相だ。
東京五輪の経費を巡って、もともと国の費用負担は1500億円と想定されていたものが、実際は既に約8000億円を支出していたことが、会計検査院の調べで4日に発覚。全体の経費は3兆円規模になり、今後も拡大する可能性がある。
早速、ネットでは「こんなデタラメな五輪なんか、もうやめて!」「冗談じぇねえ」と批判が噴出。国民の税金がかかっているのだから当然だが、今月末に召集予定の臨時国会で、野党がこの問題を追及する可能性が高まっている。その標的は間違いなく、初入閣した桜田五輪相だろう。