「美人すぎる政治家」ウクライナ元首相の黒すぎる素顔
職権乱用罪で投獄され、約2年半ぶりに療養先の病院から釈放されたウクライナのユーリア・ティモシェンコ元首相(53)。政敵のヤヌコビッチ前大統領は逃亡先のクリミア半島から行方不明になっているが、欧米メディアを中心に「美人すぎる政治家」への熱狂が続いている。
本人は5月の大統領選への出馬を高らかに表明。腰痛のため車いすに乗り、長い投獄生活でさすがにやつれた様子だが、金髪の三つ編みを束ねる髪形は健在だった。
■怪しい利権話がゾロゾロ
だが、ごく普通の家庭に育った彼女が、ここまでのし上がった背景には、「口には出せない」エピソードが多い。
「父親はラトビア人で3歳の時に妻子を残して蒸発。ユーリアは、ロシア人の母に育てられ、苦学して国立ドニプロペトロウシク大学を卒業しました。その後、不法コピーのレンタルビデオ店で成功し、石油関連会社の重役を経て、ロシアの天然ガスの輸入を一手に引き受けるエネルギー会社の総裁になった。その間、汚職の限りを尽くしたとされ、贈収賄や詐欺で逮捕歴もあります。ちなみに、自慢の金髪も染めたものです」(事情通)