ダイハツ不正行為を生んだ日本の“会社あるある”の企業体質…《理解できなくもない》の声まで

公開日: 更新日:

■職場風土として「できない」 が言えない雰囲気が残っている

「管理職は表向きは『何でも相談してくれ』 というものの、実際に相談すると、『で?』 と言われるだけで相談する意味が無く、問題点を報告しても 『なんでそんな失敗したの』 『どうするんだ』『間に合うのか』 と詰問するだけで、 親身になって建設的な意見を出してくれるわけではない」

「職場風土として、『できない』 が言えない雰囲気はまだまだ残っているのではないかと感じる (中略) 特に日程の短縮や部品の変更の織込みの議論になった場合には、出来るためにどうするのか? みたいな問いかけが日程短縮したい部署(人など)から提起される」

「開発日程を遅らせることは絶対にNGの風潮が強く、日程に間に合わないと感じ手を挙げると 『なぜ間に合わないのか』 『どうしたら間に合わせられるのか』『今後どうするのか』 の説明に追われ、 設計に注力したくて手を挙げたのにその他の業務が一気に増えることが目に見えているので、 禁じ手を使ってしまいたくなる気持ちは理解できなくもない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    国民民主党ブチ上げ「大型減税策」には大きな罠…石破自民“丸のみ”なら英トラス政権の二の舞に

  2. 2

    石破首相「適材適所」どこに? 裏金問題を扱う法相の後任に裏金疑惑の鈴木馨祐氏を充てる仰天

  3. 3

    国民民主・玉木代表「103万円の壁」引き上げの「財源=余った税金」に批判が噴出する納得の理由

  4. 4

    共産党は“裏金スクープ連発”で自民惨敗させるも議席減…強まる《政党名変えたら?》に党の見解は

  5. 5

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  1. 6

    国民民主が唱える「103万円の壁」解消に政府が喧伝…“金持ちほど恩恵”のレッテル貼りはマヤカシ

  2. 7

    今さら政倫審に出席したいって…自民安倍派“裏金参院議員”の遅すぎた懺悔 来年の選挙落選に現実味

  3. 8

    3発目の“赤旗砲”で矛盾露呈…石破首相「2000万円支給は党勢拡大のため」はウソだった?

  4. 9

    石破内閣も「政治とカネ」で爆発寸前! 鈴木馨祐法相だけじゃない“地雷閣僚”がゾロゾロ

  5. 10

    政倫審「みんなでサボれば怖くない」…自民・参院裏金議員が全員欠席の言語道断

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    二宮和也「七五三」隠し撮りに激怒の覚悟…入学式や運動会にも厳しい視線、あの俳優夫婦も警告の過去

  5. 5

    旧ジャニーズ“復活”で女帝復権か…米国でスルー状態のTravis Japanを日本メディアが一斉ヨイショの裏

  1. 6

    あの大谷翔平が苦々しい顔でインタビュー拒絶…フジテレビと“愛車無断公開犯”元木大介氏の先輩づらに嫌悪

  2. 7

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  3. 8

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 9

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  5. 10

    グリズリーズ河村勇輝に試練!ルーキーが直面する超過酷な伝統「雑用係」衝撃の中身