中西文行
著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

中核にいるのは中国企業 世界を牽引するゲーム業界の凄まじい熱気

公開日: 更新日:

 国際情勢が戦争や気候変動、新型コロナウイルスなどで混沌としていてもゲーム業界は元気だ。通勤電車では多くの老若男女がスマホでゲームをしていて驚く。

 世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2023」(幕張メッセ=9月21~24日)が閉幕した。世界が混沌とする中、44の国・地域から過去最多となる787の企業・団体が出展(国内出展社数は381)したから凄まじい。

 その中核は中国企業。米調査会社センサータワーが9月半ばに発表したモバイルゲームのパブリッシャー別の8月世界売上高ランキングで、中国の騰訊控股(テンセント)の人気オンラインゲーム「王者栄耀(オナー・オブ・キングス)」が2億3800万ドルと首位。

 2位も同社のバトルロイヤルゲーム「PUBG MOBILE」で1億4000万ドル。3位は上海米哈游網絡科技のスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」、4位は網易(ネットイース)の武侠「逆水寒」と中国勢が上位を独占した。

 ランキングは米アップルとグーグルのアプリ配信サービスを通じて配信されたモバイルゲームの売上高を基に順位付けした。同社のデータによると8月のモバイルゲームの世界売上高は65億9000万ドルで、うち米国の売上高は約19億ドル(シェア28.5%)とトップ、次に中国(同20%)、日本(同17.1%)と続いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    楽天・安楽智大「クビ」待ったなし! 暴行、パワハラ、タカリだけじゃない問題児ぶり

    楽天・安楽智大「クビ」待ったなし! 暴行、パワハラ、タカリだけじゃない問題児ぶり

  2. 2
    中田翔に楽天・安楽のパワハラ騒動が飛び火! かつての“問題児”中村紀洋氏は浪人2度を経験

    中田翔に楽天・安楽のパワハラ騒動が飛び火! かつての“問題児”中村紀洋氏は浪人2度を経験

  3. 3
    阿部巨人は山﨑福也にフラれてむしろ吉! 金満FA補強→生え抜き育成へ「大転換」の絶好機

    阿部巨人は山﨑福也にフラれてむしろ吉! 金満FA補強→生え抜き育成へ「大転換」の絶好機

  4. 4
    南野陽子ついにクズ夫と離婚…1300万円結婚指輪“自腹購入”の哀れと結婚直後に剥がれた“化けの皮”

    南野陽子ついにクズ夫と離婚…1300万円結婚指輪“自腹購入”の哀れと結婚直後に剥がれた“化けの皮”

  5. 5
    マフィンの食中毒騒動があぶり出した過剰な「添加物嫌い」…過去に山崎製パンが投じた一石

    マフィンの食中毒騒動があぶり出した過剰な「添加物嫌い」…過去に山崎製パンが投じた一石

  1. 6
    南野陽子は夫逮捕で振り回され…“ダメ夫”に見切りをつけた高岡早紀との分かれ道

    南野陽子は夫逮捕で振り回され…“ダメ夫”に見切りをつけた高岡早紀との分かれ道

  2. 7
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  3. 8
    藤あや子さんはデビュー10年で心折れかけ…秋田に帰るか迷っていた時に出合った歌

    藤あや子さんはデビュー10年で心折れかけ…秋田に帰るか迷っていた時に出合った歌

  4. 9
    原監督「1億円不倫」で巨人敗訴 首位陥落と“二重ショック”

    原監督「1億円不倫」で巨人敗訴 首位陥落と“二重ショック”

  5. 10
    楽天・安楽智大の陰湿イジメ騒動は生徒集めに影響していますか? 母校の済美を直撃した

    楽天・安楽智大の陰湿イジメ騒動は生徒集めに影響していますか? 母校の済美を直撃した