その時々に一番おいしい投資をする「グローバルマクロ戦略」の考え方
その時々に一番おいしい投資をすることは当たり前であり、基本中の基本だと思っていますが、このような考え方をしている人は少ないです。
投資の専門家が株(日本株、米国株)、為替、商品、債券と分かれているため、自分の専門分野しか分からないことが多いからです。それゆえ、日本株の個別銘柄を選んで買うことが投資と考える人も多いです。
世界の相場全体を見て、その時々に一番おいしい投資をすることは分かりやすい相場に投資することであり、ローリスクハイリターンを実現します。
分かりやすい相場で取引することで、ローリスクハイリターンは実現可能です。世界の相場全体を見ることは、グローバルマクロ戦略の基本です。難しそうに思うかもしれませんが、実は一般投資家が一番求めているもので、一番分かりやすく利益になりやすいです。
2000年ごろ、日本株は30年以上の長期下落相場でした。このような時、日本株ファンドは25%下落しても、日経225インデックスは30%も下落しているので自分たちのファンドは超優秀だと誇っていた時代です。