兼松×双日 投資の神様ウォーレン・バフェット氏が注視する総合商社大手を比較
投資の神様と呼ばれる米国のウォーレン・バフェット氏。株式市場は彼の動向に注視し、どんな銘柄に投資しているのか、次の投資銘柄は何かを探るのに必死です。
バフェット氏は日本株にも目を向けています。代表的なのは総合商社への投資でした。ターゲットは三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅の5大商社。その報道があった後、株価は急上昇しました。その流れで、5大商社以外の総合商社も株高となっています。
今回は大手商社の「兼松」と「双日」の社員待遇を比較してみます。
兼松は1889年創業の老舗です。1970年代まで「10大商社」との呼称がありましたが、兼松はその一角でした。現在は、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空の4事業がメインです。
双日は2003年に「10大商社」の日商岩井とニチメンが持ち株会社を設立して誕生しました。04年に双日となっています。源流は1862年創業の岩井文助商店。自動車、航空、アグリビジネスに強みを持っています。