山田養蜂場“パパ活”専務逮捕で経営に大打撃…グループ企業向け貸し付けが今後の課題
健康食品会社「山田養蜂場」(岡山県鏡野町)の山田英生社長の次男で、専務取締役の山田満生容疑者(33)が10日、東京都迷惑防止条例違反と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで警視庁生活安全特別捜査隊に再逮捕された。
パパ活で知り合った協力者の無職女(27)に指示し、入浴施設の脱衣所で女性客の裸を盗撮させた。また、2021年2~7月、当時17歳の女性にわいせつな姿を動画で撮影させ、計10回にわたって容疑者のスマホに送らせた疑いがもたれている。
■次期社長候補の思わぬつまずき
「プロポリス」で知られる同社はテレビなどのメディアを駆使して、健康的な企業イメージを訴求、業績を伸ばしてきたが、思わぬつまずきに。とくに「山田専務は次期社長に就くと社内外でみられていた」(大手信用情報機関)だけに経営上のダメージは大きい。
また、山田容疑者は、今年6月に地域活性化を目指す地元の一般社団法人「鏡野観光局」の会長に就任しており、地元自治体関係者もショックを隠せないでいる。