G7広島サミット現地ルポ…海外メディアは会場の美食に大喜び 歩いて10分の歓楽街は閑古鳥
海外プレスの人々は皆、ホクホク顔だ。広島市中区の県立総合体育館に設置されたG7広島サミットの「国際メディアセンター」。サミット会場での取材が制限されるため、集まった国内外の報道関係者5000人はここを拠点に記事を書いたり、自国に向け中継を行う。
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ドリンクやお菓子、カップ麺や弁当が用意され、どれだけ持ち帰っても自由だ。じゃがりこ、歌舞伎揚、ハイチュウなどジャパニーズスナックのテイストに海外記者たちは満足げ。さらに、アルコールも飲み放題で、白牡丹に賀茂鶴など広島の地酒37種がズラリと並び、生ビールはサーバーで1杯ずつついでくれる。
広島グルメの紹介ブースも充実。記者が訪れると、もち豚「せと姫」の鉄板焼きが供されていた。ドイツ人記者は「2回おかわりしちゃった」と満面の笑み。メニューはお好み焼き、殻付き牡蠣と数時間おきに入れ替わり、こちらも食べ放題。まさに至れり尽くせりだ。