JAC Recruitment×パソナグループ 深刻な人手不足に対応する人材派遣業を比較
賃金アップの機運が高まっています。物価上昇は凄まじいだけに、給与もそれなりに上がっていかないと生活は苦しくなるばかり。インフレ手当を支給する会社は増え、アルバイトやパートの時給アップを打ち出すところも出てきました。
正社員、パートを問わず働き手は、より高い給与を求めて新しい職場を探し始めています。転職市場は活況のようですが、一方で人手不足は深刻になりつつあります。
今回は、人手不足に対応する人材派遣の「JAC Recruitment」と「パソナグループ」の社員待遇を比較してみます。
JACは人材紹介業の準大手で、外資や海外転職が強みです。国内10拠点、海外11カ国.16拠点(2023年1月時点)で展開しています。英国へ移住する日本人を支援するため、1975年にロンドンで誕生したJACグループの一角を占めます。
パソナは人材派遣の草分けです。竹中平蔵氏が長きにわたって会長を務めたことでも知られます。東京都港区に本社を置きますが、数年前に淡路島に本社機能の一部移転を打ち出し話題を集めました。設立は1976年。当時はテンポラリーセンターの社名でした。