米軍に偵察気球撃墜され中国猛反発!対抗措置で米国債投げ売りなら日本の年金が危ない
中国の偵察気球が米国本土上空を飛来した問題をめぐり、米中対立が激化している。米国は「主権侵害」と中国を激しく非難。米軍は4日午後、南部サウスカロライナ州沖で戦闘機からミサイルを発射し、気球を撃墜した。「民間の気象研究用」と主張する中国は撃墜に猛反発だ。
5日から予定していたブリンケン国務長官の訪中が延期されるなど対話局面を迎えていた米中関係は一転、きな臭くなってきた。
中国はどんな対抗措置に出るのか。
「市場では中国が米国債を一気に投げ売りするのではないかと警戒感が出ています。米金利は急騰(国債価格は下落)し、米経済に“冷や水”を浴びせられるからです」(市場関係者)
中国は米国債を約9000億ドル(約118兆円)保有している。大量売却はもちろん、売る気配が見えるだけで、米国債の価格下落を見越し、売りが売りを呼び、米金利が急騰する可能性がある。
米金利の上昇は対岸の火事ではない。心配なのが我らが大切な虎の子の年金だ。