中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

広域強盗事件で「安心安全」を金で買う時代に…防犯グッズに群がる高齢者の不安

公開日: 更新日:

 コミック、映画が記録的な大ヒットの「ワンピース」は、海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが主人公。「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンで、海賊だが仲間たちとの友情をテーマとしている。

 東京都狛江市の強盗殺人事件など関東や西日本で強盗や窃盗事件が続発。複数の事件で共通するのは、SNS(交流サイト)を通じた「闇バイト」で見知らぬ実行役のZ世代を集め、複数人で住宅や店舗に押し入る手荒な手口。「闇」サイトで簡単に仲間が集まる「半グレ」のようにも思えるが、彼らが「指示役」として挙げた主犯格の名前は、なんと「ルフィ」だ。

 半グレとは、暴力団(黒)と一般人(白)の中間(グレーゾーン)に位置する集団ともいわれ、暴力団に所属せずに犯罪を行う集団。警察当局は半グレについて全国で約80グループ、約4000人が活動していることを確認している。ただ、奪った金品を海外の指示役などに分配・送金とマネーロンダリングする金融のプロなど知能犯も絡んでいよう。

■ホームセンターや警備業に注目

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