三浦瑠麗氏の夫の会社ガサ入れの波紋…小池都知事と太陽光事業の関係を訝しむ声が出るワケ
国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)の夫が代表を務めている東京都千代田区のコンサルタント会社が、太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして刑事告訴され、19日には東京地検特捜部が家宅捜索していたことが報じられ、波紋を広げている。
太陽光発電を巡るトラブルといえば、一昨年に太陽光発電関連会社「テクノシステム」社長ら幹部が太陽光発電設備に関する融資金詐欺の容疑で逮捕、起訴されたのが記憶に新しい。
■小泉内閣時代から太陽光発電を推進
しかし、同社との“親密さ”が報じられている小池百合子都知事(70)は昨年9月、2025年4月から新築の戸建て住宅に対する太陽光パネルの設置を義務化すると表明、昨年12月15日に都議会で条例改正案が可決した。知事が表明した通り、2025年4月から義務化が始まる。さらに小池知事は、今月11日まで新年度予算案の査定を終え、都が2023年度から新築住宅に太陽光パネルや蓄電池を設置する住宅メーカーに対し、設置費用を補助する事業を始めると明らかにした。