“W杯特需”で売り上げ8000億円!日本人経営の台湾・違法オンラインカジノが摘発された
W杯効果で賭け金急増
その部屋は多数のパソコンサーバーが設置されていた。主に日本からバカラなどカードゲームに賭けが寄せられ、11月20日にワールドカップが始まると賭け金は一挙に増え、売り上げを大きく押し上げた。台湾での違法賭博摘発では史上最高額とみられる。
「オンラインカジノが違法な国の拠点は台湾、フィリピンに数多く置かれていて、これは氷山の一角に過ぎない」
違法闇カジノに詳しい台湾人記者は背景をこう語る。日本対クロアチア戦に熱狂した翌日の警察発表を受けて、台湾では新聞各紙、テレビ各局が大きく報道。前夜の日本対クロアチア戦の熱狂に大きく水を差した形だ。
(売文家・甘粕代三)