ABEMAだけじゃない!サッカーW杯「ベスト8進出」で業績拡大の企業が続出する
日本中がW杯に沸いています。先週2日、強豪スペインを日本代表が撃破。早朝の朗報に、号外を出す一般紙もあったほどです。株式市場もさっそく反応しました。
日経平均株価は前日の米ニューヨーク株の反落を受け、下落でスタートしましたが、W杯関連銘柄は別です。全試合を無料で中継しているネットTV「ABEMA(アベマ)」の大株主、サイバーエージェントは一時、前日比7.3%高まで上昇しました。ビールなどを飲みながら観戦できるパブの「ハブ」は一時15%近くも上がりました。
5日の深夜(日本時間6日午前0時~)にベスト8をかけたクロアチア戦がキックオフ。日本代表「サムライブルー」が勝てばニッポンの景気は一気に盛り上がります。
史上初のベスト8となれば、株式市場はもっと夢中になります。期待通りの結果が出なくとも、グループリーグでドイツ、スペインと格上の相手に勝利し、日本経済のどんよりした停滞ムードを一変させました。日本のサッカー熱は当分続くでしょう。そうなると、愛知県を地盤に小学低学年向けサッカー教室を運営するクリップコーポレーションやサッカー用品を販売するゼビオホールディングスなどサッカー関連を手掛ける企業の業績拡大は間違いありません。