割安感の中国株は今が買い時? 株価指数を持ち直し業界筋も期待

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 中国ではいまだにゼロコロナ政策が続いており、感染者数が広がるとロックダウンが実施される。そのたび経済活動にブレーキがかかっているが、中国株は復活しつつあるようにも見える。代表的な株価指数である上海総合指数は、10月31日を底に11月24日までに約7%持ち直した。香港ハンセン指数はさらに上昇が目立ち同期間に20%上昇している。

 こうした状況を背景に中国株に対し強気に転じる専門家も増えているようだ。ブルームバーグによると、モルガン・スタンレーは中国株の指標の目標を引き上げ、MSCI中国指数が来年末までに14%上昇するとの見通しを示した。バンク・オブ・アメリカは中国に対して戦術的にポジティブに転じているという。

 中国株は今年に入り大きく下落し割安感が高まっていることも買いの理由になっているだろう。上海総合指数は年初から10月末までに約21%の下落、香港ハンセン指数は同約37%下落していた。

 中国企業の業績向上予想も株価上昇の期待を下支えしている。楽天証券のデータでNY市場に上場する中国株の業績予想をみると、アリババは24年3月期にEPS(1株当たり利益)が前年比2.2倍に増加すると予想されている。EPSはPERの計算にも使われることから多くの投資家が参考にしている指標だ。バイドゥも同様に23年12月期に1.9倍に増加、オンラインマーケットを運営するJDドットコムも同約2倍の予想だ。

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