有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

“単体”で上場する地方銀行がなくなる日…「地域総合会社」転換で生き残り狙う

公開日: 更新日:

 およそ2カ月前の10月3日、地方銀行グループ4社が新規上場した。

 静岡銀行を傘下に持つ「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」(静岡市)、伊予銀行の「いよぎんホールディングス(HD)」(愛媛県松山市)、中国銀行の「ちゅうぎんフィナンシャルグループ(FG)」(岡山市)、愛知銀行・中京銀行の第二地銀2行が共同持ち株会社で立ち上げた「あいちフィナンシャルグループ(FG)」(名古屋市)だ。

 4社ともコンサルティング会社、証券会社などをグループ内に持ち、企業支援や資産運用で収益の拡大を目指す。銀行の殻を破り、攻めに転じる構えだ。

 有力地銀は一斉に持ち株会社に衣替えしている。2020年の広島銀行の「ひろぎんホールディングス(HD)」(広島市)をはじめ、21年10月には十六銀行の「十六フィナンシャルグループ(FG)」(岐阜市)、北国銀行の「北国フィナンシャルホールディングス(HD)」(石川県金沢市)が続いた。

「銀行という枠にとらわれず、地域総合会社としてやっていく」

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