ブラック企業でも構わない? マスク氏「激務の長時間労働か退職か」に賛同する人びとの心理
米ツイッター社を買収した実業家のイーロン・マスク氏(51)が「極めてハードコア(激務)」の長時間労働を受け入れるか、それとも退職するかのどちらかを選ぶよう従業員に通告した──などと報じられ、ネット上で賛否が飛び交っている。
マスク氏は社員向けのメッセージで、「競争が激化する世の中で成功するためには、極めてハードコアになる必要がある」「これは集中的な長時間労働を意味する。並外れたパフォーマンスだけが合格できる」と主張。受け入れられない従業員は退職するよう迫ったという。
このニュースが報じられると、日本のSNSなどでは、《これは前時代的な考え方。今の時代と逆行するな》、《24時間働けますか~という昔のCMを思い出した》といった否定的な意見が出たが、その一方で、意外だったのはマスク氏の意見に賛同する声も少なくなかったことだ。
《社員の能力を最大限に発揮することが必要と言う意味だろう。これは日々、厳しい競争をしている会社であれば当たり前のこと》
《仕事の仕方がマンネリ化した中高年には受け入れがたいだろうが、若い社員はチャンスだ》