不動産高騰で若年層に人気だが…「築古リノベマンション」には落とし穴が

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 都市部を中心にマンション価格の高止まり状態が続く中、住まいを買い求める実需層から人気が高いのがリノベマンションだという。

「東京23区の中で都心に出やすくかつては値ごろ感のあった城北エリアでも、70平方メートルの築浅マンションは6000万円台がほとんど。同じ広さの築30、40年以上のリノベ物件なら3000万円台から購入できるので、若年層に人気を集めています」(都内の不動産業者)

 専有部分を今風の内装や設備に更新して販売するリノベ物件だけでなく、中古物件を購入して好みに合ったリノベーション(改装)を施す購入者も少なくないという。港区などの都心部では、こうした築古リノベの億ションも珍しくない。

 だが南海トラフ、首都直下地震の可能性が高い中で、気になるのが耐震性だ。築古リノベ物件には、耐震基準が引き上げられた1981年6月1日以前の基準で建てられた旧耐震マンションも少なくない。旧耐震リノベ物件を購入の際の注意点について、不動産アナリストの長谷川高氏はこう言う。

「リノベ物件の場合、新築同然の専有部分だけで購入を決めてしまう人が少なくないようですが、注意すべきは共有部分です。耐震診断の結果、補強が必要なのか。必要な場合、きちんと工事がされているか。それと10~15年に一度行われる大規模工事が実施されているか。修繕積立金は十分に蓄えられているかなど、チェックすべき箇所があります。築40年以上になると、特に給排水管の老朽化に水漏れが頻繁に起こりやすくなります」

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