有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

日本電産(下)次期社長はやはり永守重信氏なのか…“生涯CEO”への道をひた走る

公開日: 更新日:

 日本電産の永守重信・代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)、小部博志・代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)の新体制が発足した。

 2023年4月、社名をニデックに変更するのに合わせて、5人の副社長を選抜。

 その中の1人を、24年4月には社長へ起用するとしているが、「ポスト永守はやはり永守」(日本電産役員OB)との見方が強い。

 9月時点で専務執行役員は5人。序列からいえば副社長に昇格する有力候補ということになるが、一筋縄にはいきそうもない。

 顔触れを見ておこう。グループ会社事業本部長の北尾宜久(三井住友銀行=SMBC出身)、小型モーター事業本部長の菱田正博(同)、最高技術責任者の小関敏彦(東京大学教授・元副学長)、車載事業本部長兼欧州CEO兼欧米事業統括の岸田光哉(元ソニーモバイルコミュニケーションズ社長)、最高管理統括責任者の吉田真也(元三菱商事常務執行役員)である。

 5人のサムライから早くも脱落者が出たようだ。一時期、三菱商事の次期社長の有力候補と持ち上げられた吉田だ。

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