待望のトヨタ新型クラウンに初試乗!「走る明治維新」は実際、どこがスゴいのか?
トヨタ クラウン クロスオーバー(車両価格:\4,350,000/税込み~)
7月に鳴り物入りでワールドプレミアした新型クラウンの公道試乗会が横浜で遂に行われた。今から67年前の1955年に登場し、15世代も続いた「走る明治維新」とも言うべきニッポンの高級車が大幅に生まれ変わったのだ。それも突如クロスオーバーSUVの「クロスオーバー」、スポーツSUVの「スポーツ」、「セダン」、ワゴンの「エステート」とボディバリエーションを4つに増やしたうえで。
果たして第1弾は、今までの4ドアセダンとは見た目も中身もまるで違うクロスオーバーから。
全車電動フルタイム4WD化され、4輪操舵のDRS(ダイナミックリアステアリング)も付く。だがプラットフォームはカムリ譲りのGA-Kで、基本現行ハリアーやRAV4と同じ横置きFFレイアウト。長く使い続けた伝統的なFRレイアウトは踏襲されなかったわけで、クラウンらしいハンドリングやネットリした走りがどこまで再現できているかが気になる。