中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

プーチン大統領とサウジアラビア・サルマン皇太子「急接近」の不気味

公開日: 更新日:

 ロシア・ウクライナ紛争、欧米のロシアへの経済制裁、それに起因する原油高、その結果として欧米のコストプッシュ・インフレ、その抑制のための政策金利の引き上げ、行き着く先の景気減速となる。スタグフレーションへの懸念から、先週、欧米の株式市場は「弱気相場」入りした。

 この状況を改善する処方箋は、原油価格の低位安定化だが、これから北半球の欧米諸国は、冬場の暖房など原油需要増の季節に入る。他方、欧州はロシアの原油、天然ガスを断ち、代替品を中東など遠方から運ぶ方針。冬季の需給バランスから見れば、原油価格は高止まる可能性が高い。

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は9月5日、第32回閣僚級会合をオンラインで開催、10月は原油の追加増産を行わず、22年8月の生産水準に戻すことで合意した。

 9月22日には、プーチン大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が会談し、「OPECプラス」という枠組み内での取り組みを称賛した上で、既存の合意を堅持する意向を確認した。

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