有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

串カツ田中HD(下)「助成金頼み」の黒字化…本格離陸はいつになるか

公開日: 更新日:

 白いテント地の看板に「名物串カツ田中 大阪伝統の味」と書かれている。関東圏を中心に直営とFC(フランチャイズ)で300店余りを展開する「串カツ田中」の店舗だ。

「意外に思われるかもしれませんが、串カツ田中の『田中』は、私ではなくて副社長(田中洋江さん)の名前。彼女の父親(田中勇吉)が作っていた串カツのレシピが、うちの店のルーツです」

 串カツ田中ホールディングス(HD)の創業者の貫啓二がSMBC日興証券の情報サイト、日興フロッギーの2017年2月24日付のインタビューで、こう語っている。

 貫は大阪府三島郡島本町の生まれ。父は町工場の職人、母は編み物の先生で2人兄弟の弟。1989年、大阪府立島本高校を卒業し、トヨタ輸送に入社。物流のカイゼンに携わった。

 27歳の時、10年勤めたトヨタ輸送を辞め、大阪・心斎橋で15坪のショットバーを開く。外資系広告代理店で働いていた田中洋江がアルバイト第1号だった。

 串カツの店が林立する大阪・西成区で育った田中は「次に店を出すなら串カツ屋がいい」と、串カツの有名店に連れていってくれた。

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