世界人気No.1EVテスラ「モデルY」に遂に乗った!一体どこがスゴいのか?
テスラ「モデルY」(車両価格:¥6,438,000/税込み~)
「グローバル的にもモデルYの方が売れています。今年はベルリンとテキサスの工場が立ち上がって生産量が増えるので台数はYがモデル3を上回るはずです」(テスラ関係者)
世界で一番売れるバッテリーEV、テスラ「モデルY」が遂に日本上陸した。6月発売で8月から順次納車中だ。
約2年前に北米で発売済みのミディアムSUVで、成り立ち的には既存のEVセダン、モデル3の背高版。グローバル販売実績はほぼモデル3とモデルYの合算しか発表されていないが、22年は約93万台。バッテリーEVシリーズとしてはダントツ世界No.1で、年間5万台程度の日産リーフの約20倍。リーフがここ約10年間で累計50万台をやっと達成したことを考えると、人気の高さが実感できるはず。しかも車両価格はテスラのほうが高いのにも関わらず。
肝心のモデルYだが、当然ながら骨格やデザインテイストは基本モデル3と同じ。グレードはシングルモーターでリア駆動の「RWD」と、前後ツインモーターの「パフォーマンス」の2種。前者のピークパワー&トルクが220kW&350Nmで、後者のフロントモーターが158kW&240Nm、リアが235kW&450Nmというスペックはほぼ同じだが、Yのほうがボディが重いので、0-100km加速は前者が6.9秒、後者が3.7秒と若干モデル3より遅い。とはいえ、それでもガソリンSUVより全然速いが。