重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

東工大と東京医科歯科大が統合へ向け協議…国立大学の経営に危機感か?

公開日: 更新日:

「次は一橋大学あたりが“婚約者”選びに乗り出すのでは」

 大学関係者らの間ではこんな観測も飛び交う。

 東京工業大学と東京医科歯科大学が統合に向けた協議入りを発表した。新たに法人を設立して両校がそれにぶら下がるのか、大学同士を一つに合体させるのかなど、統合の形態は未定だが、早ければ2024年春にも実現にこぎつけたい考えだ。

 両校は世界最高水準の教育研究活動が期待されるとして文科省が特別に支援する「指定国立大学法人」。統合により、医・理工連携を加速させて競争力のさらなる強化を目指す一方、政府が年内にも公募する「10兆円大学ファンド」による資金支援獲得も視野に入れる。

 10兆円ファンドは24年度から運用目標益約3000億円を5~7大学に分配する計画。配分の対象となる「国際卓越研究大学」の地位を射止めて数百億円規模の資金を確保。財政基盤安定化にもつなげようというわけだが、背景にあるのは年々厳しさを増す大学経営を巡る「危機感」(事情通)だ。

■国力大学の経営はつらいよ!?

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