ふてぶてしいラブロフ外相 在任18年でもプーチン大統領の最側近ではない

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 2004年に就任したロシアのラブロフ外相。在任期間の長さに「本人は早く辞めたがっている」とうわさが絶えないが、きっと辞めさせてもらえないのだろう。外交の世界で長らくプーチン大統領の代弁者として君臨。発言はもちろん強硬だが、話がとにかく長い。態度はふてぶてしく、失言もおのずと多くなる。

■記者の目の前でウオッカあおる

 15年1月下旬だったと思う。ロシア外務省が外国記者団を迎える新年のレセプションに、筆者は例年通り参加した。会場はモスクワの高級住宅街、スピリドノフカ通りの外務省迎賓館。1956年の日ソ共同宣言の最終交渉時に鳩山一郎(首相)と河野一郎(農相)が宿泊した建物で、日本ともゆかりが深い。

 戦時下に報道管制を敷く「偽ニュース禁止法」(最長禁錮15年)はまだなく、外国メディアとの関係が良好だった頃だ。乾杯から姿を見せるはずのラブロフは、この日に限っていない。ロシアが仲介したシリア和平協議が丸一日続いていたのだ。宴も終わりに近づき「もう来ないかな」と思っていると、身長185センチ超の主役がのしのし入ってきた。

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