なぜ円安なのに株高にならないのか? 過去と現在ではこう違う

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 実は、すでに13年以降の円安局面で、実際の輸出数量が増えていないのだ。2000年代まで、家電などは国内生産が中心で、円安になれば海外向け製品を値下げして、容易に輸出数量を増やすことができた。しかし10年代以降は、半導体製造装置や画像センサーなど、高付加価値の受注生産が中心になり、価格よりも性能が重視されるため、安ければ多く売れるわけではなくなった。

 こうした経験から今回の円安局面では日本株高への期待が膨らまないのだ。その結果、米国や欧州の金融引き締めと景気後退懸念だけが日本株にダメージを与え、日本株は低迷を続けているわけである。自律回復の手だてはなく、海外の復調を待つしかない局面だ。(丸)

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