カジノで106億円溶かした大王製紙前会長・井川意高氏の現在地「今は“抜けた”ような状態」
カジノに子会社から借りた総額106億8000万円の資金を費やし、会社法違反(特別背任)の罪で2013年2月に懲役4年の実刑判決が確定、4年近く服役した大王製紙前会長の井川意高氏。27日に出版した「熔ける 再び そして会社も失った」(幻冬舎)では、刑期満了を迎えるとすぐに韓国のカジノに向かい、3000万円を元手に9億円まで増やしたものの、それを再び溶かしてしまったことを明かしている。あれだけ世間の批判にさらされ、痛い目にあったのに、“ギャンブル狂”は一生治らないのか――。
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「それが3年前の夏にシンガポールのセントーサ島でバカラを丸1カ月やり続けたら、ギャンブルへの情熱が急に燃え尽きまして……。今は“抜けた”ような状態なんです(笑い)」(井川氏)
■“カネの沼”にハマり込むまでギラギラしていた
あれだけ愛して止まなかったギャンブルを“一時中断”している井川氏。最近はどんな生活を送っているのか。