次の“神風”をつかめ! 2022年3月期「純利益トップ10社」にみる恩恵

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「表」をご覧いただきたい。2022年3月期の上場企業(金融を除く)の純利益「トップ10社」をリストアップしたものだ。ソニーGを除いて9社が増益だった。

 これに象徴されるように、上場企業の前期の業績はおおむね好調で、長引くコロナ感染など厳しい環境下にもかかわらず、輸出関連を中心にほぼ3社に1社が最高益を記録。純利益の合計は、前年比36%増の33.5兆円と4年ぶりに最高益を更新した。

 好業績の大きな要因は円安だ。21年9月に1ドル=110円前後だった円相場は、22年3月には120円台まで下落した。4年ぶりに最高益を更新した首位のトヨタは、円安によって営業利益が6100億円も押し上げられた。

 また、資源価格の高騰も大手商社などに大きな恩恵をもたらした。トップ10に3社が入ったが、さらに、住友商事(純利益4636億円)、丸紅(同4243億円)も大幅増益となり、大手商社5社がすべて最高益を更新だ。

 特筆すべきは海運で、トップ10入りした2社以外にも川崎汽船の純利益は6424億円(前期比490%増)でランキング11位。コロナ禍の海上物流の混乱によりコンテナ船運賃が高止まり、利益が膨らんだ。災い転じて……の好例だ。

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