有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

G-7HD(上)快進撃を妨げた創業者・木下守氏の死と2代目御曹司の飲酒運転失脚

公開日: 更新日:

 カー用品販売の「オートバックス」や「業務スーパー」をフランチャイズ展開しているG-7ホールディングス(東証プライム上場)は今月2日、酒気帯び運転で逮捕された木下智雄社長(54)が社長職と取締役を辞任し、経営から退いたと発表した。同日、取締役会を開き、会長兼最高経営責任者(CEO)の金田達三氏(71)が社長に復帰した。

 木下前社長は4月29日午後11時ごろ、神戸市西区の市道で、酒を飲んだ状態で高級乗用車ベントレーを運転していた疑いで同30日、兵庫県警神戸西署に逮捕された。

 同署によると、民家2軒にぶつかって門柱とフェンスを傷つける事故を起こし、住民が110番した。「知人宅で飲んで、家に帰る途中だった」と容疑を認めているという。飲酒運転で逮捕されたため、本人が社長職と取締役の辞任を申し出た。

 地元の神戸新聞NEXT(5月2日付)は、<辞任を受け、業務スーパーの本部企業、神戸物産は「G-7の真摯な姿勢の表れ」として契約を解除しない意向。一方、オートバックスの本部企業、オートバックスセブンは「厳正に対処いただいた」としながら、今後の契約は「事態を詳細に把握した上で、慎重に検討する」と含みを持たせた>と報じた。

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