中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

資源高に国の借金…こんなにある円安要因、岸田首相講演にSNSでは「死に投資?」と揶揄も

公開日: 更新日:

 岸田文雄首相は外遊中の今月5日にロンドンの金融街シティーで投資家らに講演、「インベスト・イン・キシダ」と日本への投資を力説し、「日本経済はこれからも力強く成長を続ける。安心して日本に投資してほしい」と訴えた。

 具体的には、貯蓄から投資への移行を大胆かつ抜本的に進めるとして、英国のISA制度を模倣した個人投資家向けの優遇税制「NISA」の抜本的拡充や預貯金を資産運用に誘導する新たな仕組みの創設など「資産所得倍増プラン」を進める方針を表明した。残念ながらの日本語スピーチに中途半端な英語を挟み、語尾に日本語「です」を加えたため、「Death(死)?」「死に投資?」などとSNS上では笑い話化されていた。

 その日本への投資の中核ともなる日本取引所グループは今月11日、東証新3指数をリアルタイムで算出すると発表した。プライム市場指数、スタンダード市場指数、グロース市場指数のデータを、これまでの1日1回の終値算出から、6月27日以降、15秒間隔での算出に変更する。

 いまさらと思えるが東証新指数は日中の動きが分からず、システム運用など市場分析を行う内外の市場関係者から不便と見なされていた。相次ぐメガバンクのシステム障害ではないが、日本の金融システムの不安定さを世界に示し、ファンダメンタルズから考えれば「円売り」要因である。いま起きている資源高も、米国などの資源大国や原油の純輸出国には有利だが、日本のような資源輸入国にはマイナスで「円売り」要因になる。

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