重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

高級スーパー「成城石井」がついに上場へ 転売の歴史に終止符を打つのか

公開日: 更新日:

 相次ぐ転売の歴史についに幕が下りるのか──。コンビニ大手のローソンが全額出資の食品スーパー子会社「成城石井」を東京証券取引所に新規上場させる方向で検討に入った。早ければ年内にも上場申請に踏み切る。

 成城石井は小田急電鉄成城学園前駅前にあった果物店がルーツ。1976年スーパーマーケットに業態転換、88年からチェーン展開に乗り出したが、2004年に創業家が発行株の66.7%を65億円で焼き肉チェーンのレインズインターナショナルに譲渡。06年同社の完全子会社になった後、11年、今度は三菱商事系投資ファンドの丸の内キャピタルに400億円で身売りされた。この時は伊藤忠商事や丸紅も買収に関心を示していたという。

 約550億円でローソンが競り落としたのは14年。三越伊勢丹ホールディングスとイオンも買収に名乗りを上げ、三つ巴の争奪戦を繰り広げた挙げ句、最後は三越伊勢丹との一騎打ちを制しての結末だった。三越伊勢丹は当時、経営不振に陥っていた同業の「クイーンズ伊勢丹」立て直しの「起爆剤にする腹積もりだった」(関係者)とされるが、当て外れ。結局、クイーンズ伊勢丹は18年、丸の内キャピタルに売却される。

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