プーチン大統領は孤独なバツイチ…家族写真は2002年以降なし、相談相手もいない?
ロシアが2月下旬、米国などが予告・警告する中、まさかと思われながらもウクライナに軍事侵攻した。戦争への恐怖はもとより、明らかにデメリットを被るだろう選択をしたプーチン大統領を見て、誰もが「合理的判断ができなくなったのではないか」と不安になったことだろう。病気説はさておき、まず「相談相手がいないのではないか」という疑問が浮かぶ。
■家族写真は02年が最後
「歴史は寝室で決められる」「ファーストレディーがリーダーを動かす」としばしば言われる。そう、その観点からすると、プーチンは孤独なのだ。2013年、30年間連れ添ったリュドミラ夫人(64)と離婚。バツイチということになる。
ロシアを含む旧ソ連圏は、若干窮屈な日本とは文化が異なる。離婚してもおおむね良好な関係を維持し、相手側にいる子供とも普通に会えるし、妻と元妻が友人のように電話するなんてことも珍しくない。ただ、名実ともに離婚しているし、娘2人も社会人として独立している。モスクワ郊外ノボオガリョボの公邸に住むのは、職員を除いてプーチンのみなのだ。