有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

みずほFG<上>トップが交代しても「旧興銀支配」は続くのか?

公開日: 更新日:

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は、続発したシステム障害の責任を取って3首脳が一斉に退陣する事態となった。新しい社長は2月に前倒しして交代。会長の人選も急いだ。社長は旧日本興業銀行の出身、会長は旧第一勧銀で旧3行が首脳ポストを分け合う。トップ人事の刷新が求められたが結局、旧行のバランスを重視した布陣だ。再出発というより、内向きの交代劇に終わった。

 みずほFGの坂井辰史社長(旧興銀出身)とみずほ銀の藤原弘治頭取(旧第一勧銀出身)が辞任する。みずほFGの佐藤康博会長(旧興銀出身)は4月、会長の椅子を降り、6月の株主総会後に取締役からも外れる。

 持ち株会社のシステム担当の石井哲執行役(旧興銀)も4月1日付で引責辞任する。

■木原新社長は同行出身

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