佐高信
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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

八丁味噌のGI登録問題の異常さ 地元で名前が取り沙汰されている自民党有力政治家A

公開日: 更新日:

 逆さまなことが認められようとしている。

 愛知県岡崎市の「八丁味噌」の元祖が、その名を名乗れなくなりそうなのである。

 農林水産省が地域の特定農林水産物を保護するために始めた「地理的表示保護制度(GI)」が悪用され、日本最古の味噌蔵を有する「カクキュー」(屋号)の「合資会社八丁味噌」と「株式会社まるや八丁味噌」が追い詰められているのである。まるやはいま、それを不当として東京地裁に裁判を起こしている。

■二夏二冬長期熟成させる八丁味噌の由来は「八丁村」という地名

 そもそも、八丁味噌の名前は、岡崎城から旧東海道を西に下ること八丁の距離にある「八丁村」に由来しており、愛知県の組合に広げて、2社を排除する結果になるのは本末転倒以外のなにものでもない。

 ドイツほかEU諸国に輸出されているまるやの八丁味噌は(とりあえず、ここではまるやに絞る。製造方法はカクキューも同じ)江戸時代から続く伝統的な製法を守っており、「二夏二冬」すなわち、足かけ3年もの時間をかけて長期熟成させる。約1.8メートルもの高い木桶に大豆を原料とした豆麹を仕込み、その上にピラミッド状に川石を積み上げるさまは壮観だという。

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