女性が大活躍「プラチナえるぼし」企業のメリットとは 認定企業「ちばぎん証券」に聞いた
女性活躍推進の進み具合の判断は女性管理職比率が分かりやすい。女性活躍推進法では女性管理職比率30%を目標にしているが、帝国データバンクが8月に発表した「女性登用に対する企業の意識調査」によると女性管理職比率は8.9%とまだまだ低い。東レ経営研究所ワークライフバランス推進部の宮原淳二部長が語る。
「政府の男女共同参画社会の推進で女性の大学進学率や就労率が高まってきました。しかし優秀な大学を出ても結婚、出産で退社するなど潜在能力を発揮できずに退社する女性はまだまだ多く、もったいない。そうした女性を企業はつなぎ留め、能力を発揮してもらうために『えるぼし認定』のメリットは大きい。結果的に労働人口減少の歯止めにもなると思います」
「プラチナえるぼし認定」は働く女性に大きな勇気を与えてくれる。
(ジャーナリスト・木野活明)