狂い始めた新春相場シナリオ オミクロン株の急速拡大で“ちゃぶ台返し”
ところで、「脱炭素社会」のCOP26の議論に、人口問題は討議されていないようだ。人口が増加すれば、その分、炭酸ガス放出量も増える。日本は人口減少社会だが、世界は違う。国連の世界人口推計によれば、世界人口は1950年25.19億人、2000年60.86億人、2030年81.99億人、2050年90.76億人である。人口増加は「脱炭素社会」の最大懸念要因に思える。新変異株は、地球という生命体の限られた環境を保つ自浄作用であろうか。地球資源は有限なのだ。