<2>築40年の古家は段差や寒さが悩みのタネ それでも改修して住み続けるべきか

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 40年以上前に埼玉県熊谷市郊外に買った建売住宅に住んでいる75歳の遠井安男(仮名)。人生100年時代の残りの人生を安心して暮らすため、バリアフリー・リフォームを考え始めた。

 日本の建売住宅。かつては玄関土間と框に大きな落差があり、廊下や部屋の間には段差が多く、トイレは狭く、浴槽は段差だらけだった。遠井の住まいも例外ではない。

 おまけに、維持管理にろくにお金をかけなかったこともあって、すきま風が入り、夏は暑く冬は寒い。厚生労働省の「人口動態調査」によると、年間1万人以上が転倒・転落やヒートショックなど、家庭内の事故で亡くなっているそうだが、高血圧気味の遠井にとって、それは決して他人事ではない。

 とはいえ、建築後40年以上も経った古家。1度査定してもらったら、3000万円もした買値に対し、今は700万円でしか売れないことが分かった。これでは買い替えは難しい。そこでバリアフリー・リフォームをして、このまま住み続けるしかないかと、近所の工務店に見積もりをとってもらったところ、「段差を解消したり、手すりを付ける程度なら100万円もあればできるが、それで安全な住まいになるとは保証できない」と言われてしまった。

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