小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

群馬県の大手信金が理事長のパワハラ疑惑で「従業員満足度」を調査 その結果は…

公開日: 更新日:

 同金庫はこれを受けて、実態解明をすべく第三者的な立場である業界のセントラルバンク「信金中央金庫」に「ES(従業員満足度)調査」を依頼。調査結果が10月7日の部店長会議を通じて、全役職員に開示された。その際、信金中金からは、「今回の結果は、当中金が過去実施したES調査の中で、もっとも厳しい結果の類いであった」と講評されたとされる。

■55Pにわたってさまざまな意見

「A4判55ページにわたる調査結果では、項目ごとに職員の前向きな意見と後ろ向きな意見が併記されています。例えば、当金庫の経営理念・事業戦略では、『理事長の方針は、常に朝令暮改、思いつき経営と思えるので、職員は呆れています』といった意見が記されています」(関係者)というのだ。

 さらに4月の報道以降、弊紙にも関係者から多くの声が届いたが、その中で元役員を名乗る方から衝撃のコメントが届いた。今秋の叙勲で受章が内定していた前理事長のそれが、一連のパワハラ疑惑などからか、内定が却下されたというのだ。

 当局に照会したところ「コメントできない」ということであったが、事実であれば、影響は金庫全体の問題にまで波及したようなものだ。

 地元の名門金庫を揺るがすパワハラ疑惑から目が離せない。

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