中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

米国の物価上昇スパイラルに要注意 師走相場の投資は慎重に

公開日: 更新日:

 先週、家電量販店にミニコンポを買いに行くと、米国製は「米メーカーが半導体不足から生産を中断しており、在庫もないので販売できません。いつ入荷するかも不明です。こちらの安価な日本製も半導体不足で、在庫は限られていますが、これならあります」と。半導体不足がオーディオ機器にも影響を及ぼしていて、正直驚いた。

 その夜、中国ドラマ「如懿伝」最終話のように、夜8時すぎに月餅を食べながら夜空を見上げた。星々が輝いているなと思いきや、それは、成田空港に向かうジェット機だった。6機の衝突防止灯や航空灯が同時に光っていた。欧米などで移動制限が緩和され、国際線や貨物便の本数が増えたのだろう。

 米国の9月の貿易収支の赤字額(概算)は、809億ドル(前月比11%増)と、1992年以降の過去最大を3カ月ぶりに更新。対中国の赤字額は315億ドルと5カ月ぶりの高水準である。

 一方、中国の9月の貿易統計によると、米国向け輸出は前年同月比で約3割増、輸入も2桁の伸びと驚異的。

 その証左か、景気が良いと輸入が増える経済構造の米国。10月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比6.2%上昇と31年ぶりの大幅な伸びだ。

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