関電工×きんでん 値上がり続く電気料金…総合設備工事の大手を比較
電気料金が値上がりしています。原油やLNGの高騰が背景にあるようですが、東京電力の平均モデルで12月は前月に比べ114円アップし、7485円になるそうです。今年1月から1168円の値上がりになります。生活防衛を徹底するしかなさそうですね。
今回は、電気を家庭に届けるのに必要な電気設備工事を手掛ける会社の社員待遇を比較してみます。「関電工」と「きんでん」です。
関電工は東京電力系で関東地方を中心にビジネスを展開します。電気設備工事やリニューアル工事、空調・給排水工事、通信工事などを幅広く行う総合設備の最大手です。東電向けの売り上げ比率は約3割。太陽光、風力など発電事業にも参入しています。
きんでんは関西電力グループの総合設備工事会社。電気設備工事のほか、環境関連工事、土木工事、内装設備工事などを行います。通信工事は全国展開です。関電への依存度は約2割となっています。