小沢コージ
著者のコラム一覧
小沢コージ自動車ジャーナリスト

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中の自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『日経電子版』『週刊プレイボーイ』『CAR SENSOR EDGE』『MONOMAX』『carview』など連載多数。TBSラジオ『週刊自動車批評 小沢コージのカーグルメ』パーソナリティー。著書に『クルマ界のすごい12人』(新潮新書)、『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』(宝島社)、『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』(集英社)など。愛車はBMWミニとホンダN-BOXと、一時ロールスロイス。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

レクサス新型NXには「電動化の幕開け」としての新技術がてんこ盛り

公開日: 更新日:

レクサスNX(プロトタイプ)

「新型NXはレクサスエレクトリファイド(電動化)という次の新しい幕開けの第一弾なんです」(チーフエンジニア加藤武明氏)

 レクサスが誇るミッドサイズSUV、NXが11月以降フルモデルチェンジする。現時点ではプロトタイプの撮影のみだが、気合の高さは十分伝わってきた。

 まず加藤氏の言う通り、2代目NXには電動化の幕開けとしての新技術がバリバリに盛り込まれている。

 パワートレーンは実に4+2種類。従来の進化型2.5ℓハイブリッドに2.5ℓノンターボ、新作2.4ℓターボに2.5ℓハイブリッドベースのプラグインハイブリッド(PHV)の4種と、2つの4駆の全6種だ。特にNX450+はレクサス初のPHVでリチウム電池搭載量は18.1kWhと大きく、EV航続距離はWLTCモードで88kmと長い。システム出力も309psと大きくパフォーマンスの高さには期待大。

ハイテク操作系も一新された

 デザインも上手に一新。初代NXは地味マジメなレクサスの壁を打ち破った、誰にも似てないチャレンジフォルムが自慢。アグレッシブな糸巻き型グリルに破綻スレスレの複雑怪奇なサイド造形で攻めまくっていたが、驚きはそのままにサイドが美しく造形し直されている。

 面白いところではリアの「L」エンブレムを廃止、新たに「LEXUS」とバラ文字でブランドロゴを表現するようになった。

 インテリアも新しい。過去のレクサス車で最大サイズであろう14インチの超ワイドセンターディスプレーを選ぶことができ、ハイテク操作系も一新。

 ここ10年使われてきた、左側手元をマウス感覚で操作するリモートタッチを廃止。操作は基本、タッチディスプレーやステアリング上のタッチセンサーで行うように。今後レクサス車に順次この技術が導入されていくはずだ。

 さらに64色からチョイス可能なアンビエントライトや、ハイレゾ対応のオーディオシステムも充実。

ハイテク安全ではAIによる認知判断を初導入

 ユニークなところでは、レクサス車で初めてドアノブに採用された「eラッチシステム」。実際使ってみないと分らないが、ドアロックの解除をドアハンドル全体ではなくハンドル内側のスイッチで行う。使ってみるとかなり新鮮な感覚だ。というか、ちと困惑するかも?

 ハイテク安全も、この世代から新しいレクサスセーフティシステムプラスを導入。カメラやミリ波レーダーの性能を上げると同時に、AIによる認知判断も初導入し、右左折時の対向車や横断歩道を横断中の歩行者、自転車の飛び出しにも対応。高速でのレーントレーシング&オートクルーズ時はコーナー前減速も可能だとか。

 新技術&新コンセプトてんこ盛りの新型NX。今後はセダンではなく、SUVを中心にクルマ界は動いていくのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    水卜麻美アナ「ZIP!」共演の局アナ男女熱愛に激怒!佐藤義朗アナの"チャラすぎ”素顔も火に油

    水卜麻美アナ「ZIP!」共演の局アナ男女熱愛に激怒!佐藤義朗アナの"チャラすぎ”素顔も火に油

  2. 2
    浜崎あゆみ熱唱も“別人疑惑”が…倖田來未と明暗分かれた43歳歌姫「FNS歌謡祭」での評判

    浜崎あゆみ熱唱も“別人疑惑”が…倖田來未と明暗分かれた43歳歌姫「FNS歌謡祭」での評判

  3. 3
    大谷翔平の通訳・水原一平氏の貢献度はいくら 日本語の年俸はスペイン語の約2倍!

    大谷翔平の通訳・水原一平氏の貢献度はいくら 日本語の年俸はスペイン語の約2倍!

  4. 4
    ひっそりと存在消された NHK“車上不倫”人気アナカップル

    ひっそりと存在消された NHK“車上不倫”人気アナカップル

  5. 5
    マイナポイント“がっぽり”大作戦!家族4人で10万円相当をゲットする方法

    マイナポイント“がっぽり”大作戦!家族4人で10万円相当をゲットする方法

もっと見る

  1. 6
    ベッキーがテレビ界で嫌われる理由 スキャンダル発覚時の不義理がブーメランに…

    ベッキーがテレビ界で嫌われる理由 スキャンダル発覚時の不義理がブーメランに…

  2. 7
    眞子さんはNYで庶民生活を満喫! 迷子になってもへっちゃら…

    眞子さんはNYで庶民生活を満喫! 迷子になってもへっちゃら…

  3. 8
    浜崎あゆみ第2子出産報告に「窮屈さ」を感じるのはなぜか

    浜崎あゆみ第2子出産報告に「窮屈さ」を感じるのはなぜか

  4. 9
    授業料無償化で人気高校は狭き門に…「低所得家庭こそ中学受験」という選択

    授業料無償化で人気高校は狭き門に…「低所得家庭こそ中学受験」という選択

  5. 10
    ガッキーを追い込んだのは錦戸か 明るみになるゲスな過去

    ガッキーを追い込んだのは錦戸か 明るみになるゲスな過去