リーマン・ショックから13年…金融危機再燃が近づいている
100年に1度といわれた2008年のリーマン・ショックに始まる金融危機から13年が経過しましたが、金融危機再燃が近いかもしれないと判断しています。
金融危機は10月に起きやすいという過去の傾向もあります。
その理由には次のようなものがあります。
●インフレ
現在、日本は実感できませんが、米国をはじめとする各国がインフレ基調となっています。
米国では昨年と比べてガソリンは40%以上、中古車が30%以上も上昇しています。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたインフレ指数のコア指数も直近統計(8月)で前年同月比の伸び率が4%となっています。
米国の中央銀行であるFRBは、このインフレは一時的なものとしていて放置しています。
インフレになると量的緩和ができなくなり、量的緩和ができなくなると株価が暴落し、今のバブルがクラッシュするからです。