佐高信
著者のコラム一覧
佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

新生銀行は岸田文雄も勤めていた旧長銀 「宏池会のサイフ」と呼ばれたワケは

公開日: 更新日:

 前回、SBIホールディングスの社長、北尾吉孝について書いたら、直後に、同社が新生銀行にTOB(株式公開買い付け)をかけると発表して、その偶然に驚いた。

 北尾は元金融庁長官の五味広文を、めざす「第4のメガバンク」の会長に据える予定で、五味の了承も得ているというが、TOBをかけられた新生銀行とはどんな銀行なのか?

 同行の前身は日本長期信用銀行である。ちなみに、いま話題の自民党総裁選の有力候補、岸田文雄は長銀に勤めていた。それも当然で、長銀は自民党の派閥、宏池会のサイフといわれてきた。宏池会の創始者、池田勇人が旧大蔵官僚で首相になる過程で、政治資金捻出のためにつくったのである。岸田の父親の文武は旧通産官僚だったが、もちろん、宏池会で、息子の文雄は”宏池会銀行”に入った。

 一般の銀行とは違う長銀は甘い経営がたたって破滅への道をたどる。バブル当時のトップの杉浦敏介は、イ・アイ・イのプロジェクトをはじめ、放漫経営の張本人だったが、高額の退職金をせしめて問題となった。

 そして、竹中平蔵が登場する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平が2年連続「球宴先発投手」に急浮上! 投票選出エース級が続々登板回避の可能性

    大谷翔平が2年連続「球宴先発投手」に急浮上! 投票選出エース級が続々登板回避の可能性

  2. 2
    “愛妻家”菅田将暉「5カ月俳優休業」の真相は…妻・小松菜奈との新婚生活満喫のため?

    “愛妻家”菅田将暉「5カ月俳優休業」の真相は…妻・小松菜奈との新婚生活満喫のため?

  3. 3
    KDDI通信障害「補償額」どれだけ巨額に? 一般利用者には400円分のポイント付与か

    KDDI通信障害「補償額」どれだけ巨額に? 一般利用者には400円分のポイント付与か

  4. 4
    生稲晃子氏に今度は“パクリ疑惑”が! 候補者アンケートの回答が朝日健太郎氏と丸かぶり

    生稲晃子氏に今度は“パクリ疑惑”が! 候補者アンケートの回答が朝日健太郎氏と丸かぶり

  5. 5
    「名門女子大」人気凋落のナゼ…新5000円札の“顔”津田梅子もビックリ?

    「名門女子大」人気凋落のナゼ…新5000円札の“顔”津田梅子もビックリ?

  1. 6
    飯島直子の“54歳の現在”に…「全然劣化してなくて感動した」とネットが大騒ぎ

    飯島直子の“54歳の現在”に…「全然劣化してなくて感動した」とネットが大騒ぎ

  2. 7
    間違いだらけのエアコン節電…微風or自動どっちがエコ? 除湿と冷房で除湿量が多いのは?

    間違いだらけのエアコン節電…微風or自動どっちがエコ? 除湿と冷房で除湿量が多いのは?

  3. 8
    常識が通じないモンスター住民も「大家さん」と聞いて“青菜に塩”状態に

    常識が通じないモンスター住民も「大家さん」と聞いて“青菜に塩”状態に

  4. 9
    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

  5. 10
    生稲晃子氏が「同性婚反対」で再び炎上…「自分らしく生きられる国へ」の主張に矛盾

    生稲晃子氏が「同性婚反対」で再び炎上…「自分らしく生きられる国へ」の主張に矛盾