中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

衆院選まで「株式は買い」は続く 最大の売買手がかり材料だから

公開日: 更新日:

 平日午前にスポーツジムに行けばロッカールームで、「岸田、いや河野、それに高市ねえ」など自民党総裁選の談議。午後にファミレスに行くと、「大穴は野田かな」の声。1億総政治評論家の様相である。庶民のもっぱらの話題は自民党総裁選で、自民党の狙いどおりとなった。

 証券会社の役員は、ほぼ100%自民党支持者である。日本共産党は極端だが、野党支持の発言でもしようものなら異端視されかねない。なぜなら、株式市場は資本主義の牙城だからだ。9月は証券会社にとり、中間決算を控えて自己株式売買部門も売買益を求められる。総裁選は、最大の売買手がかり材料であろう。自民党総裁選→次期総理大臣→財政出動、となり「株式は買い」の構図に結実する。

 菅総理の総裁選不出馬を契機に、日経平均株価は一段高、先物やオプションに絡む裁定取引も誘発し「買いが買いを呼ぶ」展開となった。

 強気筋は、衆議院選挙での自民党勝利を確信したのか。その後の大型景気対策を先取りし、8日には日経平均株価が終値で3万円台に乗せ、14日には年初来高値を更新した。

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