重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

業界3位日本郵便と2位佐川急便がタッグでも…「腰の引けた提携」といわれるワケ

公開日: 更新日:

 2位と3位が手を携えてはるか先を行くトップを追走する――。まるでドラマのような展開だが「いかんせん小粒感が否めない」と市場関係者。

 宅配便業界2位の佐川急便と同3位の日本郵便が小型荷物の宅配サービスなどで業務提携に踏み切る。20年度の宅配便取り扱い個数でSGホールディングス(HD)傘下の佐川はシェア28.5%、日本郵政グループの日本郵便は22.8%。いずれもシェア43.8%を誇る首位・ヤマト運輸に大きく水をあけられている。タッグを組むことでそのヤマトに何とか一泡吹かせようというわけだ。

 提携の柱は3つ。1つは日本郵便が展開するポスト投函型の小型宅配便サービス「ゆうパケット」への佐川の便乗だ。佐川が顧客から預かった荷物を郵便局まで運び、日本郵便が配達する仕組みで、準備が整い次第11月から実施する。


 2つ目が国際宅配便での協業。日本郵便が取り扱っている世界120以上の国と地域に配達可能な「EMS」と呼ばれるサービスネットワークに佐川の荷物を乗せる。そして最後がクール宅配便での連携。「ゆうパック」の保冷品輸送の一部を冷凍輸送に高度なノウハウを持つ佐川が取り扱うもので、来年1月以降、スタートさせる。

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