有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

H2Oリテイリング<下>“安売り”オーケーが「関西スーパー取り」参戦…経緯と背景は?

公開日: 更新日:

 首都圏を地盤とする食品スーパーのオーケー(横浜市、非上場)は9月3日、関西スーパーマーケット(東証1部)買収の意向を正式に表明した。

 これまでの経緯を見ておこう。関西スーパー株を7.69%持つオーケーは6月、「1株当たり2250円で全株を買い取る株式公開買い付け(TOB)を提案した」。2250円は上場来高値で、「すべての株主が損をせずに売却できる価格として設定した」と説明した。その後、提案を完全子会社化に切り替え、協議するよう求めた。

■1株2250円 完全子会社化

 関西スーパーは「設置した特別委員会が1株2250円の買い付け提案を含むオーケー案とエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)の提案を詳細に比較・検討した上で、取締役会に対し、H2Oの提案を受諾するよう勧告した」。オーケーの安売り路線では関西の“食品スーパー戦争”を勝ち抜けない、との判断が経営陣にある、との指摘もある。

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