重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

民鉄に広がる“ウエストショック” JR西日本が公募増資計画で株安に

公開日: 更新日:

 とはいえ自己資本の総額自体はなお8108億円を確保しており、仮に1000億円規模の赤字が今後、数年続いたとしても屋台骨が大きく揺らぐことはない見込み。自己資本比率も相鉄ホールディングス(HD)や西武HD、近鉄グループHDなどJR西の水準を下回っている鉄道会社もあり、民鉄大手はJR東日本も含めて大半が30%未満。「JR西だけが突出して見劣りしているわけではない」(金融筋)

■他社も踏み切るのでは…

 それだけに、公募増資が市場に与えたサプライズはなおのこと甚大だったようだ。増資発表翌日のJR西の株価は一時前日比16%安となる5020円まで下落して年初来安値を更新。売り注文が殺到する形となり、売買高も大幅に膨らんだ。

 あおりを食らったのは民鉄他社だ。「JR西が公募増資に打って出るなら、他にも踏み切るところが出てもおかしくない」との思惑が一気に拡大。JR東が一時前日比9%安となったのをはじめ西武HD7%安、JR東海6%安、相鉄HD5%安など鉄道株が軒並み値を下げた。業界関係者からは恨み節がしきりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    退社発表の日テレ桝太一アナに「やっぱりね」の声 隠しきれなかった博識エピソード

    退社発表の日テレ桝太一アナに「やっぱりね」の声 隠しきれなかった博識エピソード

  2. 2
    独のアウトバーンで時速416キロ記録! ベルリン運輸省は激オコ声明を発表

    独のアウトバーンで時速416キロ記録! ベルリン運輸省は激オコ声明を発表

  3. 3
    先輩・中尾ミエが後輩・小柳ルミ子を「挨拶もできない」コテンパン…2人の本当の仲は?

    先輩・中尾ミエが後輩・小柳ルミ子を「挨拶もできない」コテンパン…2人の本当の仲は?

  4. 4
    「ポスト水卜麻美」岩田絵里奈アナに有名俳優との“黒歴史”

    「ポスト水卜麻美」岩田絵里奈アナに有名俳優との“黒歴史”

  5. 5
    マンション管理員の定説「元学校の先生、元警察官、元お役人は向かない」

    マンション管理員の定説「元学校の先生、元警察官、元お役人は向かない」

もっと見る

  1. 6
    水卜麻美アナ「ZIP!」共演の局アナ男女熱愛に激怒!佐藤義朗アナの"チャラすぎ”素顔も火に油

    水卜麻美アナ「ZIP!」共演の局アナ男女熱愛に激怒!佐藤義朗アナの"チャラすぎ”素顔も火に油

  2. 7
    日テレ桝太一アナ電撃退社の真相 全番組降板のはずが「バンキシャ!」だけ継続するワケ

    日テレ桝太一アナ電撃退社の真相 全番組降板のはずが「バンキシャ!」だけ継続するワケ

  3. 8
    モラハラ疑惑の体操・内村航平もトリガーに?「偏食」離婚は意外と根深い

    モラハラ疑惑の体操・内村航平もトリガーに?「偏食」離婚は意外と根深い

  4. 9
    内村航平“モラハラ報道”に実母が反撃 妻側の「リーク」があったと泥仕合の様相

    内村航平“モラハラ報道”に実母が反撃 妻側の「リーク」があったと泥仕合の様相

  5. 10
    魅惑のEカップ・田中みな実がまんまる“美バスト”をまたまた披露!

    魅惑のEカップ・田中みな実がまんまる“美バスト”をまたまた披露!